皆さん、こんにちは!スタンディングデスク使用歴3年のマギーです。
読者の皆さんの中で最近流行の電動昇降式デスク(スタンディングデスク)に興味のある方はいらっしゃいませんか?
マギー
スタンディングデスクについては、メンタリストのDaiGoさんや多くのガジェットブロガーさんが取り上げていますね。
電動昇降式デスクはデスクの高さを変えられるので、スタンディング⇔シッティングを自由に行き来できます。
そんな電動昇降式デスクですが、商品やレビューがあふれかえっていてどれを選べきか悩ましいですよね。
そこでこの記事ではスタンディングデスク使用歴3年のマギーが、これは便利だなと思えるスタンディングデスクFlexiSpot EB8Zを紹介します。
- 昇降式デスクとはなにか?
- FlexiSpotについて
- EB8Zの特徴
- 良かった点とイマイチな点
FlexiSpotの良かった点とイマイチな点は以下の通りです。
早速紹介していきます。
目次
昇降デスクとは
昇降デスクはその名の通り高さを変えられるデスクです。
最近では立って作業をするスタンディングデスクが流行っていますが、昇降デスクであればスタンディングとシッティングを自由に行き来できます。
マギー
立ったり座ったり姿勢を変えて、気分を変えられるのが特徴です。
昇降デスクは電動がおすすめ
昇降デスクにはハンドルを回して天板を上げ下げする手動タイプと、モーターで天板を上げ下げする電動タイプがあります。
僕は2019年から3年間IKEAのSKARSTAという手動タイプの昇降デスクを使っていました。
マギー
当時の電動昇降デスクは7、8万円するものが多かったです。
手動式はデスクを昇降するためハンドルを回す必要があり、これがかなり面倒です。
せっかく昇降デスクを買ったのにめんどくさくて昇降しなかったらもったいないわね……
2022年現在では3万円から電動タイプのものが買えるので、ちょっと背伸びしてでも電動昇降式デスクの購入をおすすめします。
FlexiSpotについて
FlexiSpotは電動昇降デスクを中心にデスク用品を販売しているブランドです。
マギー
多くのガジェットレビュアーさんが愛用しているので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
FlexiSpotは電動昇降デスクだけで12種類ものラインナップがあるので、電動昇降デスクを探すならまずはFlexiSpotを見ればOKです。
イメージ | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
型番 | EG8/EW8M/EB8Z | SD1 | UD6W | ED1B | UD4W | E9 | E7 | E8 | EG1 | EJ2 | EF1 | E7 Pro |
タイプ | セットタイプ | セットタイプ | セットタイプ | セットタイプ | セットタイプ | セットタイプ | 脚フレームタイプ | 脚フレームタイプ | 脚フレームタイプ | 脚フレームタイプ | 脚フレームタイプ | 脚フレームタイプ |
モーター | シングルモーター | シングルモーター | シングルモーター | シングルモーター | シングルモーター | シングルモーター | デュアルモーター | デュアルモーター | シングルモーター | デュアルモーター | シングルモーター | デュアルモーター |
耐荷重 | 50kg | 40kg | 45kg | 50kg | 40kg | 50kg | 125kg | 125kg | 70kg | 100kg | 70kg | 100kg |
本体重量 | 38.6kg | 22.7kg | 38.4kg | 35.0kg | 48.7kg | 30.5kg | 32.1kg | 32.7kg | 19.3kg | 28.4kg | 19.6kg | 33.6kg |
対応天板サイズ | 120.2×60.6×6cm | 80×60×1.8cm | 120×60×1.6cm | 120×60×1.6cm | 121×60×15cm | 120×60×1.8cm | 幅:120~200cm 奥行:60~80cm 厚み:≥ 2cm | 幅:120~200cm 奥行:60~80cm 厚み:≥ 2cm | 幅:100~160cm 奥行:50~80cm 厚み:≥ 2cm | 幅:120~200cm 奥行:60~80cm 厚み:≥ 2cm | 幅:100~160cm 奥行:50~80cm 厚み:≥ 2cm | 幅:120~200cm 奥行:60~80cm 厚み:≥ 2cm |
昇降範囲 | 72~121cm | 55~89cm | 75~125cm | 73~123cm | 75~125cm | 73~123cm | 58~123cm | 60~125cm | 71~121cm | 69~118cm | 71~121cm | 60~125cm |
パネルタイプ | タッチボタン | 押しボタン | 押しボタン | 押しボタン | 押しボタン | 押しボタン | タッチボタン | タッチボタン | 押しボタン | タッチボタン | 押しボタン | タッチボタン |
機能 | USB・メモリ・ロック・障害物検知 | 障害物検知 | なし | メモリ・障害物検知 | USB・メモリ・障害物検知 | メモリ・障害物検知 | メモリ・ロック・障害物検知 | USB・メモリ・ロック・障害物検知 | なし | メモリ・ロック・障害物検知 | メモリ・障害物検知 | USB・メモリ・ロック・障害物検知 |
脚段階 | 二段階(ピラミッド) | 二段階(ピラミッド) | 二段階(ピラミッド) | 二段階(ピラミッド) | 二段階(ピラミッド) | 二段階(ピラミッド) | 三段階(ピラミッド) | 三段階(ピラミッド) | 二段階(逆ピラミッド) | 二段階(ピラミッド) | 二段階(逆ピラミッド) | 三段階(ピラミッド) |
価格 | ¥46,750 | ¥24,200 | ¥58,300 | ¥46,750 | ¥55,000 | ¥35,200 | ¥51,700 (フレームのみ) | ¥60,500 (フレームのみ) | ¥25,300 (フレームのみ) | ¥39,600 (フレームのみ) | ¥28,600 (フレームのみ) | ¥55,000 (フレームのみ) |
Amazon | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | 公式サイトのみ |
FlexiSpotの商品ラインナップについて
FlexiSpotの電動昇降デスクは大きく、セットタイプと脚フレームタイプの2種類に分けられます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
- 天板とフレームがセット
- 引き出しやUSB充電ポートなどがついている
- 耐荷重や昇降範囲の選択肢が少ない
- 脚フレームだけで購入可能(天板をDIYできる)
- 耐荷重や昇降範囲の選択肢が多い
- 価格は高め
よくブログ・YouTubeなどでレビューされているE7やE8は脚フレームタイプの方です。
この記事ではセットタイプのなかからEB8Zを紹介します。
FlexiSpot EB8Zの特徴をレビュー
EB8ZはFlexiSpotのセットのラインナップの1つです。
これまではガラス天板のEG8のみが販売されていましたが、木/竹柄天板のEW8MとEB8Zが追加されました。
マギー
ガラス天板はおしゃれですが指紋や汚れが目立つというデメリットがあります。
今回紹介するEB8Zは黒いフレーム+竹柄天板のデスクです。
スペックリスト
タイプ | セットタイプ |
モーター | シングルモーター |
耐荷重 | 50kg |
本体重量 | 38.6kg |
天板サイズ | 幅:120.2cm 奥行:60.6cm 厚み:6cm |
昇降範囲 | 72~121cm |
パネルタイプ | タッチボタン |
機能 | USB・メモリ・ロック・障害物検知 |
脚段階 | 二段階(ピラミッド) |
価格 | ¥46,750 |
引き出し付きの天板
EB8Zの最大の特徴は引き出し付きの天板で、これは天板とフレームがくっついていているセットタイプならではの特徴です。
引き出しの大きさは、幅:66cm、奥行:31cm、深さ:4cmでした。
マギー
奥行はA4サイズのノードがピッタリ収まるくらいのサイズです。
ハイエンドのコントローラー
EB8ZにはFlexiSpotの中でもハイエンドのコントローラーが搭載されています。
- メモリ機能
- USB充電ポート
- ロック機能
特にメモリ機能は電動昇降デスクを選ぶうえで必須の機能なのでこの機能が搭載されているのは大きなポイントです。
同等の機能がついている脚フレームは、E8(天板なしで¥60,500)とE7 Pro(天板なしで¥55,000)のみですので、EB8Zに搭載されているコントローラーがハイスペックなのがわかります。
障害物検知機能
障害物検知機能は昇降する際に、障害物を検出して自動で昇降を止める機能です。
止まるまでに一度ぶつかる必要がありますが、椅子を壊したり何かを挟む心配はなくなります。
開封・組み立て・操作
ここからは実際に届いたEB8Zの開封、組み立ての様子や操作方法を紹介していきます。
梱包サイズは130×76cm
EB8Zは天板とフレームがセットのタイプなので、全パーツが130×76cmの段ボールに入って配送されます。
総重量は約40kgなかなかの重量です。
マギー
配送業者さんには感謝しかありません。
段ボールが大きく玄関では開封できないので、あらかじめ玄関から広いスペースへの同線の確保をおすすめします。
主要なパーツは3種類のみ
EB8Zは天板にフレーム、コントローラー、引き出しが最初からついているので組み立てが必要なパーツは下記の3つだけでした。
- 天板(フレーム一体型)
- 脚フレーム
- 土台
組み立て手順
電動昇降デスクは重量・サイズが大きいので、組み立てにどれくらいの手間がかかるのかは気になるポイントです。
結論からいうとEB8Zは1人で組み立てられました。
以下で組み立ての手順を紹介します。
- STEP
設置場所に天板を置く
まず最初に天板を裏返して設置場所に置きます。
この時天板を床面に直接置くと傷がつく可能性があるので、クッションやタオルを間に挟むとよいです。
- STEP
脚フレームを天板に固定
天板を置いたらその上に脚フレームを立てていきます。
脚フレームを立てたら、付属の六角レンチとボルトで固定します。
- STEP
土台を取り付ける
脚フレームに土台部分を取り付けます。
こちらも付属の六角レンチとボルトで固定です。 - STEP
コネクタを挿す
脚フレームからのコネクタを天板のコントローラーに接続します。
EB8Zの配線はほとんど完了した状態で発送されるので、接続に迷うことはありませんでした。
- STEP
組み立てたEB8Zをひっくり返す
最後に組み立てたEB8Zをひっくり返したら組み立て完了です。
ひっくり返す作業は1人でもできすが、床面などに傷をつけないために2人での作業をおすすめします。
EB8Zの操作方法
EB8Zの操作はコントローラーで直感的に行えます。
基本操作
EB8Zはコントローラーの上矢印と下矢印を長押しで簡単に操作できます。
マギー
手動式に比べて操作が圧倒的に簡単でした。
インジケーターに天板の高さも表示されるので、自分の作業しやすい高さを見つけられます。
メモリ機能
EB8Zにはメモリ機能が搭載されています。
好きな高さが決まったらメモリボタン長押しでその高さを記録できるので、毎回細かい調整をする必要がありません。
マギー
この機能のおかげで1タッチで操作が完了してとても便利です。
ロック機能
EB8Zはロック機能で昇降をロックできます。
マギー
誤操作を無くせるのでお子様がいる家庭安心ですね。
FlexiSpot EB8Zの良かった点
ここからはEB8Zを実際に使ってみて便利だった点を紹介します。
組み立てのステップ数が少ない
EB8Zは天板や脚フレームに最初からパーツが取り付けられています。なので組み立ての手順が少なく1時間弱で組み立てられました。
もちろん重量はありますが、シンプルな組み立て手順で迷うわず組み立てられたのは良かったです。
メモリ機能で30秒足らずでスタンディングデスクになる
FlexiSpotのメモリ機能では1タッチで昇降が可能なので、30秒足らずでスタンディングとシッティングを行き来できます。
マギー
ちょっと気分を変えたいときにすぐに高さを変更できるので、とても助かります。
充電ポートが便利
スマホやマウスのちょっとした充電を行うときに、手元にある充電ポートが重宝しました。
マギー
新たに充電ポートを増設しなくてよいのは助かりますね。
天板一体のフレームで配線がすっきり
EB8Zは天板とフレームが一体なので、マグネットがつく箇所が多く配線隠しに重宝しました。
マギー
天板に直接粘着テープを付けなくてよいので、気軽に配線隠しができますね。
FlexiSpot EB8Zのイマイチな点
続いてEB8Zを使用して、ここはイマイチと感じた点を紹介します。
脚フレームのつなぎ貫が邪魔
EB8Zの脚フレームの間にはつなぎ貫が通っています。
このつなぎ貫が絶妙に邪魔な位置にあり、机の下がデッドスペースになります。
他のラインナップには存在しない部分なので、非常に残念です。
クランプは種類を選ぶ
EB8Zは天板とフレームがセットになっているため、厚みが6cmとかなり分厚いです。
またフレームの幅は2cmなので、モニターアームなどの重量物を支えるクランプは使用が難しいと思います。
マギー
クランプタイプのモニターアームなどを使うのは難しいですね……
天板の最低高さが72cm
EB8Zのは昇降可能ですが、天板の最低高さは72cmです。
最適な天板の高さは身長によって異なりますが、身長170cmの場合下記の計算式から約70.8cmが適切な天板高さとなります。
適切な座面の高さ=42.5センチ (身長 × 0.25)
最適な差尺=約28.3センチ (身長 × 1/6)
机の高さ=約70.8センチ (座面高+差尺)
自動計算アリ!机と椅子の高さバランスやPC向け環境の選び方
EB8Zは72cmまでしか天板を下げられないので、座り作業時の最適な高さを探したい人にとっては物足りないスペックになっています。
座面高さを調整すれば最適な天板の高さは多少は変更できますが、この高さをシビアに追求したい人であれば、脚フレームタイプのE7やE8がおすすめです。
EB8Zと一緒に使いたいアイテム
最後にEB8Zと一緒に使用したいグッズを紹介します。
IKEA ELLOVEN
こちらはIKEAの引き出し付きのディスプレイスタンドです。
引き出しの中に文房具や小物をしまえて、下のスペースにキーボードも格納できます。
IKEA ELLOVENはEB8Zとデザインの愛称が抜群で、純正のオプション品かと思うくらいマッチします。
クランプタイプのモニターアームの代わりにとてもおすすめです。
Bauhuteの素足用マット
これはEB8Zに限らずですが、立ったまま作業するのにスタンディングデスク用のマットは必須です。
マギー
マットなしで作業すると1時間足らずで脚の裏が痛くなってしまいます。
そこでおすすめなのがBauhutteの素足用マットです。
僕はこのマットを2年以上使用していますが、へたりもなく快適に使えているのでおすすめです。
FlexiSpot EB8Z レビューまとめ
今回はFlexiSpotの電動昇降デスクEB8Zを紹介してきました。
EB8Zは天板の引き出し、メモリ機能、USB充電ポートなど機能が豊富に盛り込まれた電動昇降デスクです。
天板とフレームが一体型なので組み立ての手順が少ないのもよかったです。
天板の最低高さが72cmなのが非常に残念ですが、そこが許容できる方であれば非常におすすめの商品です。
この記事で紹介したおすすめアイテムと合わせてぜひ使ってみてください。