こんにちは!スマートライト使用歴2年・スマートライトをこよなく愛するマギー(@tmacgy)です。
このブログではスマートライト・スマート電球を使って生活の質を少し高める方法を紹介しています。
スマート電球とはスマホから明るさやカラーを変更できる便利な電球です。
製品によっては音声操作や自動化も設定できます。
便利なスマート電球ですが、これまで日本国内では60W型の商品しか販売されておらず照度が足りない場面がありました。
そんななかPhilips Hue(フィリップス ヒュー)シリーズから100W相当のスマート電球が販売されます。
Hue シングルランプ 100Wでは従来のスマートライトの2倍の明るさが出力できます。
2倍も明るいんだったらみんな100W相当を買った方がいいのかしら?
マギー
サイズや灯数など明るさ以外の制限があるので購入時には注意が必要です。
そこで今回は5種類以上のスマート電球を使用してきたマギーが、Philips Hue スマート電球の100W相当についてレビューしていきます。
- Philips Hue シングルランプ 100W型の特徴
- 60W相当と100W型の違い
- 100W型を使うときの注意点
結論から言うと100W型はサイズに気を付ければ60W相当よりも明るく部屋を照らせる優れたライトです。
それでは早速紹介していきます。
目次
Philips Hue シングルランプとは
Philips Hue シングルランプとはPhilips Hueシリーズのスマート電球です。
見た目はちょっと大きい電球といった感じです。
専用のアプリから明るさやカラーを調整できます。
Philips Hueシリーズは、
- アプリが使いやすい
- 商品ラインナップが豊富
- 自動化や映像との連動ができる
といった特徴があります。
≫Philips Hueについてはこちらの記事で解説しています。
100W 相当とは
LED電球は従来の白熱電球に比べて少ない電力で同等の明るさを実現できます。
LED電球の「○○W相当」とは、○○Wの白熱電球と同等の明るさを実現できるという意味です。
Philips Hueにはこれまで60W相当(800ルーメン)の電球しかありませんでしたが、2021年11月に100W相当(1,600ルーメン)のスマート電球が発売されました。
E26口径に対応
Hue シングルランプ 100W型はE26の口金(ソケット)に対応しています。
マギー
E26は一般家庭で使われるサイズのソケットです。
今使用している電球と交換するだけでよいので、誰でも簡単に使えます。
ホワイトグラデーションとフルカラーがラインナップ
新しく発売されるHue シングルランプ 100Wには、色温度が調整できるホワイトグラデーションと1,600万色の照明が楽しめるフルカラーあります。
マギー
フルカラーでも色温度の調整はもちろん可能です。
≫Hueの色温度調整についてはこちらの記事で解説しています。
日常遣いではホワイトグラデーションでも十分ですが、フルカラーにはHue Syncという機能がついています。
Hue Syncは映像や音楽と照明を連動させる機能です。
ワンタンク上のエンターテイメントエリアに興味のある方はフルカラーの購入をおすすめします。
≫映像と照明の連動機能(Hue Sync)についてはこちらの記事で解説しています。
Hueシングルランプ 60W型と100W型の比較
イメージ | フルカラー シングルランプ E26 800lm | フルカラー シングルランプ E26 1600lm | ホワイトグラデーション シングルランプ E26 800lm | ホワイトグラデーション シングルランプ E26 1600lm | ホワイトグラデーション シングル ランプ E17 470lm |
対応口金 | E26 | E26 | E26 | E26 | E17 |
最大照度 | 800ルーメン | 1600ルーメン | 800ルーメン | 1600ルーメン | 470ルーメン |
色温度 | 2,000 K ~ 6,500K | 2,000 K ~ 6,500K | 2,200 K ~ 6,500K | 2,200 K ~ 6,500K | 2,200 K ~ 6,500K |
カラー | 1,600万色 | 1,600万色 | ー | ー | ー |
Hue Sync | 映像・音楽と連携できる | 映像・音楽と連携できる | ー | ー | ー |
サイズ | 長さ10.8 cm 直径 6.2 cm | 長さ13.3 cm 直径 6.7 cm | 長さ10.8 cm 直径 6.2 cm | 長さ13.3 cm 直径 6.7 cm | 長さ7.4 cm 直径 3.9 cm |
ワット数 | 9 W | 16 W | 9.5 W | 16 W | 5.1 W |
価格 | ¥6,800 | ¥7,709 | ¥3,400 | ¥4,266 | ¥3,500 |
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ここからは従来までの60W型と新しく発売された100W型について比較していきます。
60W型と100W型で異なるのは、
- 明るさ
- サイズ
- 価格
の3つです。
それぞれ解説していきます。
明るさは60W相当の2倍
100W型は60W型に比べて2倍の明るさ(1,600ルーメン)を出力できます。
マギー
写真では伝わりづらいですが2つを比較すると明るさは全然違いました。
1畳あたり200~300ルーメンの明るさが必要なので、1,600ルーメンだとおよそ6畳分の広さを照らせます。
Hue シングルランプ 100Wでも60W相当と同様に0 ~ 100%の間で細かく明るさを調整できます。
まぶしすぎる場合は後から明るさを調整すればOKね!
60W相当よりも全長は2.5cm長い
Hue シングルランプ100Wは60W相当に比べて点灯部分が大きく、より広範囲を照らせる形になっています。
サイズを比較すると直径は約0.5 cm、長さは約2.5 cm長いです。
Hue シングルランプ 100Wは照明機材によってはシェードからはみ出ることがありました。
サイズについて注意すべきポイントは記事後半で紹介します。
60W相当よりもコスパが良い
Hue シングルランプ 100Wは60W相当に比べて+1,000円の費用で購入できます。
マギー
明るさは2倍でも価格は2倍じゃないのがうれしいですね!
単体の価格は60W相当の方が安いですが、リビングなどの広い空間を照らすのであればトータルのコストはPhilips Hue 100Wの方が安くなります。
例えば8畳の部屋を照らす場合を考えてみましょう。
1畳あたり200~300ルーメン必要なので、8畳の部屋を照らすには2400~3200ルーメンが必要です。
3,200ルーメン ÷ 800ルーメン/個 = 4個
1個当たり¥3,400なので
¥3,400 × 4個 = ¥13,600
3,200ルーメン ÷ 1,600ルーメン/個 = 2個
1個当たり¥4,309なので
¥4,309 × 2個 = ¥8,618
上の計算の通り複数の電球で広い部屋を照らす場合は60W相当よりも100W相当の方が必要な費用は少ないです。
≫Hueをシーリングライトとして使うための具体的な方法はこちらの記事で紹介しています。
100W相当を使用する際の注意点
明るさが後から調整できるならとりあえず100W相当を買えばOKよね?
マギー
明るさ以外の制約で100W相当をおすすめできないシーンもあります。
ここからは実際に使ってみて気づいたHue シングルランプ 100Wを使用する際の注意点を書いていきます。
シェードのサイズによってははみ出ることがある
Hue シングルランプ 100Wは全長13.3 cm(ソケットからはみ出る部分は8.8 mm)と電球の中では長めのサイズです。
照明器具との相性が悪いとシェードからはみ出る・カバーに収まらない場合があります。
マギー
シェードやカバーのある照明器具を使用する場合は、サイズを事前に確認しましょう!
灯数が多い照明ではコスト増となることも
60W相当に比べて100W相当では電球の数を減らせられるのでトータルコストが下がると紹介しました。
しかし以下の様な電球がたくさん必要なインテリアではHue シングルランプ 100Wを導入するとコストは高くなります。
- たくさんの電球が必要なシーリングライト
- 部屋を複数のライトで照らす間接照明
マギー
コストなんか気にならないからとりあえず明るい方がいい!といった方であれば100W相当で問題ありません。
Hue シングルランプ 100Wのレビューまとめ
今回はPhilips Hueシリーズの新しいラインナップHue シングルランプ 100Wについて紹介してきました。
- 60W相当の2倍の明るさ
- 点灯部分が大きくなり、より広範囲を照らせるようになった
- 価格は60W相当の+1,000円程度とコスパが良い
- シェードの浅い照明器具では使用できない
これまで国内のスマート電球では60W相当(800ルーメン)しか選択肢がありませんでしたが、100W相当(1,600ルーメン)が追加されてさらに多くのシーンでスマート電球が使えるようになりました。
サイズには注意が必要ですが、Hue シングルランプ 100Wは非常におすすめです!
マギー
みなさんもスマート電球で暮らしの質を高めてみてはいかがでしょうか。