こんにちは、スマートライト歴2年・スマートライトをこよなく愛するマギー(@tmacgy)です。
このブログではPhilips Hueというスマートライトを使って生活の質を高める方法を発信しています。
Hueには電球やLEDテープ型などがラインナップされていますが、シーリングライト型は販売されていません。
シーリングライト型がないということはHueをシーリングライトとして使えないということ?
マギー
ちょっとした工夫でHueをシーリングライトとして使うことは可能です!
今回は1年以上Philps Hueシリーズを使用している僕が、Hueをシーリングライトとして使用する方法とそのメリットについて解説します。
- Hueをシーリングライトとして使う方法
- 部屋の広さに対してかかる費用
- Hueをシーリングライトとして使うメリット
Hueをシーリングライトとして使うにはちょっとした工夫が必要ですが、その分以下のようなメリットが得られます。
- 部屋全体の雰囲気をコントロールできる
- スマートライトをHueに統一できるので初期設定などが簡単
それでは、解説していきます。
≫そもそもPhilips Hueってなに?という方にはこちらの記事もおすすめです。
目次
Hueのシーリングライトは日本では販売されていない
まず前提としてHueのシーリングライト型は日本では販売されていません。
なぜあえて日本ではと書いているかというと、海外ではシーリングライト型が販売されているからです。
マギー
Hueを販売しているシグニファイの担当の方にも確認しましたが、日本ではシーリングライト型は販売していないとのことでした。
今後日本市場でも販売される可能性はありますが、少なくとも現在日本では入手できません。
Hueをシーリングライトとして使用する方法
Hueのシーリングライト型は日本では手に入りませんが、電球対応のシーリングライトとHueを組み合わせることでHueを部屋のシーリングライトとして使用できます。
Hueのスマート電球を選ぶ
HueにはE26口金だけでも、様々なラインナップが用意されています。
イメージ | フルカラー シングルランプ E26 800lm | フルカラー シングルランプ E26 1600lm | ホワイトグラデーション シングルランプ E26 800lm | ホワイトグラデーション シングルランプ E26 1600lm | ホワイトグラデーション シングル ランプ E17 470lm |
対応口金 | E26 | E26 | E26 | E26 | E17 |
最大照度 | 800ルーメン | 1600ルーメン | 800ルーメン | 1600ルーメン | 470ルーメン |
色温度 | 2,000 K ~ 6,500K | 2,000 K ~ 6,500K | 2,200 K ~ 6,500K | 2,200 K ~ 6,500K | 2,200 K ~ 6,500K |
カラー | 1,600万色 | 1,600万色 | ー | ー | ー |
Hue Sync | 映像・音楽と連携できる | 映像・音楽と連携できる | ー | ー | ー |
Bluetooth接続 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
サイズ | 長さ10.8 cm 直径 6.2 cm | 長さ13.3 cm 直径 6.7 cm | 長さ10.8 cm 直径 6.2 cm | 長さ13.3 cm 直径 6.7 cm | 長さ7.4 cm 直径 3.9 cm |
ワット数 | 9 W | 16 W | 9.5 W | 16 W | 5.1 W |
寿命 | 25,000 時間 | 25,000 時間 | 25,000 時間 | 25,000 時間 | 25,000 時間 |
価格 | ¥6,800 | ¥7,709 | ¥3,400 | ¥4,266 | ¥3,500 |
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日常使いであれば色温度の調整が可能なホワイトグラデーションで十分です。
エンターテインメントエリアに使用するのであれば映像や音楽との連携もできるフルカラーを選びましょう。
マギー
100W相当の方が2倍の明るさが出力できますがサイズが大きくなるので購入前に注意が必要です。
≫Hue 100W相当についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
電球をセットして使えるタイプ別のシーリングライトを選ぶ
電球をセットするタイプのシーリングライトを使用すれば、Hueを部屋のメイン照明として使用できます。
マギー
デザインも豊富にあるので部屋の雰囲気や自分の好みに合わせて選びましょう!
円盤型
シーリングライトの中では定番の形です。
円盤型は部屋全体を柔らかく照らしてくれるという特徴があります。
円盤型でE26口径の電球をセットできるものは少ないのですが、ニトリのベルチは数少ないその一つです。
スポットライト型
スポットライト型のシーリングライトは文字通りスポットライトのように部屋を照らし分けられる照明器具です。
電球を使うように設計されているものが多いためHue シングルランプとの相性は抜群です。
ペンダントライト型
ペンダントライト型は他に比べて照らせる範囲は狭いですが、ダイニングテーブルなどの限られた空間をおしゃれに演出するにはとても効果的なライトです。
こちらもスポットライト型と同様にE26口径に対応した商品は多くあります。
ライトの灯数は部屋の広さで決めよう
シーリングライトを選ぶときに一番大切なのは必要な照度です。
LDKのように明るさをしっかり確保したい空間で1畳あたり300〜400ℓmが目安
出展:「適用畳数」の表示基準
一般的に1畳あたり300~400ルーメン必要とされているので、8畳のリビングであれば2400~3200ルーメンの照度が求められます。
スマートライトは照度の調節が可能ですが、その最大値は決まっています。
Hue シングルランプ60W相当の場合は1つあたり最大800ルーメンまでの出力が可能です(Hue 100W相当の場合は1,600ルーメン)。
つまり3,200ルーメンを求められる部屋であればシングルランプ60W相当が4つ必要な計算となります。
シーリングライトによって電球を取り付けられる数(灯数)が異なるので自分が求める明るさから、必要な灯数をまずは決めましょう。
Hueをシーリングライトとして使用するためにかかる費用
Hueをシーリングライトとして使用する場合、使用する照明器具の灯数によってコストは変わります。
例えば8畳の電球に対応したシーリングライトと組み合わせる場合のコストはおよそ2万円弱です。
必要なもの | 金額 |
---|---|
4灯のスポットライト型シーリングライト (アイリスオーヤマ) | ¥4,860 |
Hue シングルランプ ホワイトグラデーション × 4 | ¥13,600 (1個:¥3,400) |
合計 | ¥18,460 |
計算方法は、購入するシーリングライトの値段 + ¥3,400 × 灯数 で求まります。
Hueをシーリングライトとして使うメリット
ここまでHueをシーリングライトとして使用する方法を紹介してきました。
そこまでしてHueをシーリングライトとして使うメリットはあるの?
そんな方のために最後にHueを部屋のメイン照明として使用するメリットをご紹介します。
部屋の全体の雰囲気をコントロールできる
Hueをシーリングライトして使用することで部屋の雰囲気をコントロールできるようになります。
Hueを使えば照明の明るさ・色温度・カラーが変えられるので、
- 日中は明るい昼光色で集中して作業
- 夕方以降は暖かい電球色でリラックス
- 友人が家に来たときはカラーの照明でムードを演出
という風にタスクや気分によって部屋の雰囲気を変えられます。
≫Hueを使った部屋の雰囲気づくりについてはこちらの記事で解説しています。
スマートライトをHueで統一できる
Hue以外であればアイリスオーヤマや+Styleなどからシーリングライト型のスマートライトは販売されています。
しかしスマートライトは以下の観点から1つのブランドで統一したほうが良いです。
- 初期設定が簡単
- 1つのアプリでコントロールできる
- オートメーションが設定しやすい
Hueは電球型だけでなく置き型のスタンドや、スイッチやモーションセンサーなどのアクセサリ類のラインナップも充実しているのが魅力の一つです。
家や部屋全体の照明をスマート化していくのであればHueがおすすめです。
≫Philips Hueの魅力についてはこちらの記事で紹介しています。
部屋の照明はシーリングライトだけではない
間接照明という選択肢
照明にはシーリングライトの他に、光を天井や壁にあてて部屋照らす間接照明があります。
光を天井や壁、床などに当てて、その反射光で間接的に照らす照明方法。
引用元:TABROOM
直接照明と比べてまぶしくなく、暖かみのある柔らかい光となり、影もできにくいので、空間に奥行きや広がりを見せることができる。照度が低いため、生活光としては作業効率が悪くなるが、スタンドライトやスポットライトなどの照明器具で、天井や壁、床へあてる光を工夫すると、空間の演出効果を期待できる。
マギー
間接照明を使えばシーリングライトよりも部屋をおしゃれに演出することができます。
間接照明にはHue ライトリボンプラスがおすすめ
HueにはLEDテープ型のHue ライトリボンプラスという商品がラインナップされています。
ライトリボンプラスはコンセントにつないで付属の両面テープで接着するだけなので誰でも簡単に使えます。
価格は1つ¥9,800なのでシーリングライトを使用するよりも低コストで導入できます。
≫Hue ライトリボンプラスについてはこちらの記事で解説しています。
まとめ:工夫次第でHueをメイン照明として使える
今回はHueをシーリングライトとして使う方法について紹介してきました。
Hueのシーリングライト型は日本では販売されていませんが、Hueのシングルランプ(電球型)と電球に対応した照明器具を組み合わせることでHueをシーリングライトとして使えます。
Hueをメイン照明として使用するメリットは以下の通りです。
- 部屋の雰囲気をHueでコントロールできる
- スマートライトをHueに統一できる
また部屋の照明にはシーリングライト以外にも間接照明という選択肢もあります。
ぜひご自身にあった方法でHueを活用してみてください。
≫Philips Hueの魅力ついてはこちらの記事で紹介しています。