2022年9月にPhilips Hueを手掛けるSignifyから、WiZという新しいスマートライトが販売されています。
WiZはE26電球型やスタンド型など豊富なラインナップがありますが、今回はWiZ LEDテープライトについて紹介します。
WiZ テープライトは両面テープやカバーがついていて、初心者でも簡単に扱えるのが大きなメリットです。
早速紹介していきます。
目次
WiZ LEDテープライトの特徴
まずはWiZ LEDテープライトの特徴を紹介します。
調光機能 | 搭載 |
色温度調整 | 2,200K ~6,500K |
カラー | 1,600万色 |
ルーメン数 | 1,600lm |
音声コントロール | Alexa,Google Home,Siri, Smartthingsなどに対応 |
Wi-Fiセンシング | 搭載 |
通信方式 | Wi-Fi |
消費電力 | 24W |
保証期間 | 2年 |
本体はカバーと両面テープ付き
WiZ LEDテープライトは長さ2mのリボン型のLEDライトです。
LED部分は透明な樹脂でおおわれており、少し厚みがありました。。
裏面には3Mの両面テープがついているので、設置したい場所にテープで簡単に貼りつけられます。
Wi-Fiレシーバー搭載でハブは不要
本体の他には説明書とACアダプタ、Wi-Fiレシーバーが同梱されています。
Wi-FIレシーバーが付属しているので、専用のハブなしでスマホから操作できます。
テープライトを操作できるリモコンは別売りで販売されています。
1,600万色のフルカラーに対応
WiZ LEDテープライトは1,600万色のフルカラーに対応していて、部屋の雰囲気をガラッと変えるのに最適です。
またアプリからは動的な照明も選べるので、家族や友人で集まるときの雰囲気づくりにも最適です。
WiZ アプリから直感的に操作できる
WiZ LEDテープライトはスマホのWiZアプリから簡単に操作できます。
WiZアプリからは手動での照明の調整の他に、以下のことができます。
- 体内時計(サーガディアンリズム)に基づいた自動の調光・調色
- Wi-Fiセンシング機能を使った人検出
- プロの照明デザイナーが作成したプリセットでの部屋の演出
WiZアプリでできることについては別記事で詳細に解説する予定です。
Wi-Fiセンシングに対応
WiZはSpaceSence™というWi-Fiセンシング機能を全機種に搭載しています。
Wi-Fiセンシングが全機種標準搭載なので、モーションセンサーを新たに追加する必要がありません。
Wi-Fiセンシング機能は2022年10月上旬にリリースされるとのことです。
WiZ LEDテープライトの設置方法
電球やシーリングライトとは違い、LEDテープライトは設置が大変な場合が多いです。
配線が苦手な私でもできるかしら?
WiZ LEDテープライトはカバーがついていて誰でも簡単に設置できます。
マギー
この記事ではWiZ LEDテープライトの取り付け方法を、マギーが実際に行った手順とともに紹介します。
- STEP
テープライトの長さを調整する
WiZは12.5cmごとに切断ラインがあります。
2mよりも短い長さで使いたい場合は、切断ラインで切断しましょう。
- STEP
アダプタとテープ部分を接続する
WiZ LEDテープライトのキャップを外し、コネクタピンを出します。
コネクタピンの12VDCという記載と、アダプタ側の+という記載が合うようにアダプタ側にピンを挿せば接続完了です。
- STEP
裏面の両面テープを使って設置場所に貼る
本体裏の両面テープで、設置したい場所に貼っていきます。
3Mの両面テープは粘着力がしっかりしているので、テープを露出させる前に設置場所を決めるのをおすすめします。
- STEP
電源を入れる
最後にACアダプタを電源につなげたら設置は完了です。
WiZ LEDテープライトの良かった点をレビュー
ここからはWiZ LEDテープライトを使ってみて良かった点を紹介します。
カバーと両面テープがついていて設置が簡単
WiZ LEDテープライトはLEDがむき出しではないので、曲げによる断線のリスクが少ないです。
ですので初心者の方でも簡単に設置できます。
また両面テープも最初から本体についているので、開封してすぐに取り付けられるのがとても便利でした。
初心者でも悩まずに取り付けられるのはいいわね!
本体のON/OFFボタンが便利
WiZ LEDテープライトのWi-Fiレシーバー部分にはON/OFFのスイッチがついています。
照明のON/OFFするときに、わざわざスマホアプリを開かなくてもよいのでとても便利でした。
マギー
ちょっとしたことですが、こういう使い勝手の良さは大切です。
アプリからの追加も楽々
WiZは、「使いやすさを追求した優しいスマート照明」というコンセプトで販売されています。
ですので設置後のスマホとの連携もとても簡単です。
ユーザー登録が不要でWi-Fiのパスワードのみで簡単に使えるので、スマートライトにありがちな初期設定の手間がありません。
マギー
設置したらすぐに使える手軽さがいいですね!
WiZ LEDテープライトのイマイチな点をレビュー
ここからはWiZ LEDテープライトを使ってみてイマイチに感じた点を紹介します。
グラデーション機能はなし
WiZ LEDテープライトは1,600万色のカラーに対応していますが、ゾーンを区切って色分けすることはできません。
ゾーンを区切ったライティングをできる製品は限られますが、TV裏への設置であればHue TVライトリボン、それ以外の場所へはTapo L930-5がおすすめです。
カバーの厚みで曲げづらい
WiZ LEDテープライトはLED部分がカバーでおおわれているため、曲げた状態での貼りつけが難しいです。
間接照明として使うので直接目に触れることはありませんが、曲率が大きくなるので空間の確保など注意が必要です。
WiZ LEDテープライトの他社との比較
イメージ | WiZ LEDテープライト2Mスターターキット | Hue ライトリボンプラス | Tapo L930-5 | SwitchBot LEDテープライト |
価格 | ¥7,980 | ¥10,800 | ¥5,980 | ¥2,980 |
長さ | 2m | 2m | 5m | 5m |
明るさ調節 | あり | あり | あり | あり |
色温度調節 | あり | あり | あり | なし |
カラー | 1600万色 | 1600万色 | 1600万色 | 1600万色 |
グラデーション機能 | なし | なし | あり | なし |
メディアとの連携 | なし | 映像・音楽と連携 | 音楽との連携 | なし |
Wi-Fiセンシング | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
タイトル | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
WiZ LEDテープライトはHueライトリボンプラスに比べると価格は低いですが、それ以外の他社製品と比べると価格は高めです。
ただしスマートライト化を進めるのであれば、使用するブランドは統一したほうが管理が楽なので、全機種にWi-Fiセンシングが標準搭載されているWiZシリーズはおすすめです。
一方でデスクの飾りつけなどのワンポイントで使うのであれば、グラデーション機能が搭載されているTapo L930-5も魅力的な選択肢になります。
WiZ LEDテープライトのレビューまとめ
今回はWiZ LEDテープライトについて紹介してきました。
WiZは使いやすさに追及されているスマートライトという事もあり、LEDテープライトもとても扱いやすかったです。
他社のLEDテープライトと比較すると価格は少し高いですが、その分便利な機能も詰め込まれているので生活照明にはとてもおすすめです。